今後の計画などあれば教えて下さい。
このお店はやっぱり自分のベースになる場所なので、別に大きくしようとかっていうのは思わないです。2号店や3号店っていうふうに事業展開していこうっていうのは特にないですよ。この店はこの店で内装リニューアルとかっていうのはあるかもしれないですけど、ここは北京の拠点として考えています。お店やったり芝居やったりしているうちに、写真のことがちょっと手薄になっているかなと思っているので、もうちょっと写真を充実した生活にしたいなと。もともとは中国で日本人が失ったような風景を撮ったりとか、生命力みたいな活力を感じるようなエネルギッシュな写真が撮れればいいなと思ってた部分があるので、いつできるかはわからないですけど、中国の旅をしながら、そういう写真の作品を作れればいいな、写真展とか純粋にできればいいなと思いますね。いまはほかのことをやっているんですけど、ちょうど余所見をしてほかのことを考えている時期かなという気がしています。
「中国では日本で感じられない可能性を見出せる」と語る六渡さん。その言葉からは自分自身に限界を設けることなく、新しいことに常に挑戦し続ける六渡さんの姿が垣間見える。自分の好きなこと、やりたいことを見つけて、とことんまで突き詰めるという生き方は誰もが理想とするところだが、日本にはさまざまな制約がある。しかし北京には不可能を可能にする力が溢れているのだ。六渡さんのますますのご活躍を期待するとともに、より多くの日本人が六渡さんのように中国から可能性を見出し、活躍してくれることを願ってやまない。(人民網日本語版記者 田禹)
プチアンケート
・あなたの出身地は?
富山県
・中国滞在歴
5年と半年
・一番好きな中華料理は?
干し大根と中華風ベーコンの炒め物
・中国で一番好きな都市は?
北京
・中国にあって日本にないものを1つ挙げてください。
可能性
・中国を漢字一文字で表すと?
紅
プロフィール
■略歴 1965年 富山県生まれ(昭和40年12月7日生まれ)
1985年-- 舞台公演の制作をする。それとともに演劇やダンス、舞踏、歌舞伎に至るまで数々の舞
台写真を撮る。新聞雑誌等に掲載。
1989年 早稲田大学第二文学部社会学専修、卒業。
1997年 第26回APA/日本広告写真家協会公募展、入選。(作品タイトル:『小笠原ターザ
ン』)
2000年 写真集『小笠原ターザン』発行。
2005年 拠点を北京に移す。
2007年 北京で写真家として活躍する傍ら、カフェ「Caffe il Sole」をオープン。
2010年2月 舞台『青木さん家の奥さん』で企画・脚本・演出を担当。
2010年7月 北京黄蜂巣図文設計有限公司/HEXAGON inc.を設立。
Caffe il Sole(カフェ・イルソーレ)
住所 朝陽区麦子店36号龍宝大厦1F
営業時間 10:00-21:00 月曜定休
ホームページ www.caffeilsole.com
ブログ--「北京でCaffe il Sole、芝居もつくるよ!」 http://blogs.yahoo.co.jp/caffeilsole
写真家・六渡達郎のオフィシャルブログ
「T-REX TATSUO ROKUDO PHOTOGRAPHY Inc.」 http://www.rokudo.com/
「人民網日本語版」2010年8月20日