日本の菅直人首相は24日、ウィラード米太平洋軍司令官と会談した。菅首相は「今年は『日米安保条約』改定50周年の重要な年だ。日米同盟を政策基軸に両国関係を深めていく」と表明した。ウィラード司令官は「日米同盟関係は現在極めて良好だ」と応じた。
岡田克也外相も同日、ウィラード司令官と外務省で会談した。普天間飛行場移設問題について岡田外相は「日米合意に基づき、沖縄の理解を得ると同時に前進させていく」と表明した。
ウィラード司令官は同日の記者会見で、在沖縄海兵隊のグアム移転問題について「約束を守るよう努力することが重要だ。2014年までに海兵隊とその家族をグアムに移す計画は非常に楽観的で、両国政府の努力を必要とする。米日合意は両国民の望みに配慮したものだ」と述べた。
「人民網日本語版」2010年8月25日