「日本新華僑報」の蒋豊編集長は7日、「中国新聞網」を訪問した。中国系女性大臣の蓮舫氏が日本初の女性首相になる可能性を指摘する最近の報道について、蒋編集長は「近く首相になる可能性はあまりない」と指摘した。
蒋編集長は「私も確かに日本の一部週刊誌がこの件を過熱報道しているのを見たが、個人的には蓮舫氏が日本の首相になることは、少なくとも近いうちはないと見ている」と述べた。蒋編集長は「日本のある政治家は、日本人は実は心の底では蓮舫氏の入閣に不満を抱いていると話した。日本社会が外国系首相の誕生を許せば、この国はほぼ徹底的に沈没してしまうとの声すらある」と指摘。
さらに「アジアで現在も年号を使用している国は日本だけだ。現在は平成、その前は昭和だった。日本では22年間にすでに15代も首相が交代した。人々は日本経済は低迷の10年、失われた10年を歩んだと言うが、私は日本は首相多産の10年、首相多産の20年を歩んだと言いたい。まさにこうした頻繁な首相交代のために、日本政局の動揺・変化、政治モデル・国家モデルの見直しが顕在化した。日本はまだ中国系や外国系の首相を必要とする段階に達していない。したがって、蓮舫氏が日本の首相になる可能性はあまりない」と述べた。
「人民網日本語版」2010年9月8日