「中日新シルクロード企業協力フォーラム」が28日午前、江蘇省連雲港市で開幕した。今フォーラムの主催は江蘇省商務庁と連雲港市人民政府、共催は塩城市、南通市および新ユーラシア・ランドブリッジ沿線の関連市政府と日本日中経済協会。
フォーラムには、日本経済産業省通商政策局通商交渉官の貞森恵祐氏、国務院新ユーラシア・ランドブリッジ協調メカニズム弁公室の趙永利主任のほか、鄭州、西安、蘭州、ウルムチなど、ユーラシア・ランドブリッジ沿線都市の代表および、日本の関連機関代表、中日ビジネス界の関係者など300人あまりが出席した。
王建華・中国共産党連雲港市委員会書記は挨拶の中で、「連雲港は、東に向かえば日本・韓国と一衣帯水の間柄であり、西に向かえば新ユーラシア・ランドブリッジを隔てて中国の広大な中西部地域から中央アジア、ヨーロッパへと直接つながっている。つまり、東北アジアの結びつき、中央・西アジアとの交流に向けた重要な窓口であり、戦略地点でもある。連雲港はこれまで日本との協力を重視し続け、双方の経済・貿易往来は日に日に盛んになっている。すでに日本企業100社以上が連雲港で協力プロジェクトを立ち上げており、日本の関連方面は連雲港で中日生態科技城などの重大協力プロジェクトを計画している。今回のフォーラムでは、日本企業と中国新ユーラシア・ランドブリッジ沿線企業に向けた協力プラットフォームを打ちたて、江蘇沿海地域とユーラシア・ランドブリッジ沿線地域の日本との幅広い協力を推進し、地域的な国際経済協力の新方式を積極的に模索することが目的だ。フォーラムではさらに、新シルクロードが『中日経済協力発展』の道となれるよう推進し、中日の関連企業と地域がさらに協力を拡大するためのチャンスと空間を促進していきたい」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年9月30日