「危険水域」に差し掛かった菅内閣の3つの課題

「危険水域」に差し掛かった菅内閣の3つの課題。 日本の菅内閣(首相:菅直人)が成立して8日で半年を迎えた。日本で発行部数が最大の新聞「読売新聞」がこのほど発表した世論調査の結果によると、菅内閣の支持率は25%に低下した一方、不支持率は65%に上昇した。各メディアは異口同音に、菅内閣は「危険水域」にさしかかったとの見方を示している…

タグ: 菅内閣 危険 支持率 改造 日米関係

発信時間: 2010-12-09 15:37:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の菅内閣(首相:菅直人)が成立して8日で半年を迎えた。日本で発行部数が最大の新聞「読売新聞」がこのほど発表した世論調査の結果によると、菅内閣の支持率は25%に低下した一方、不支持率は65%に上昇した。各メディアは異口同音に、菅内閣は「危険水域」にさしかかったとの見方を示している。

内閣支持率を引き上げるのは一日でできることではなく、菅内閣には試練となる差し迫った問題がある。時間順に挙げると、第一に「新防衛大綱」の問題がある。12月中旬に発表される予定の同大綱は、武器輸出三原則を見直しして、武器輸出を大幅に緩和することをうたうものになるとみられる。ある報道によると、武器輸出を緩和するのは、主に戦闘機などの武器・装備の国際的な共同研究・開発・生産に参加するためだという。だが社民党の福島瑞穂党首はこのほど「三原則を見直しするなら、社民党は政権与党(民主党)と距離をとり続けることを考えざるを得なくなる」と述べた。社民党と公明党は武器輸出の緩和には慎重な態度を取っており、民主党は国会で2011年度予算案と関連法案を可決するには両党の協力が欠かせない。よって菅内閣は両党に譲歩せざるを得ず、当面見直しはしないとしている。だが武器輸出の緩和に積極的な態度をみせる内閣のメンバーたち、北沢俊美防衛相や前原誠司外相らはこれに満足しておらず、内閣の歩調の乱れが今後一層露呈するものとみられる。

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