中国の蘇偉交渉代表はカンクンで、「京都議定書」の継続発効に反対する日本を非難しました。中国政府代表団の副団長である蘇偉首席交渉代表は7日、「日本の行為はカンクン会議に大きな影響をもたらし、ひどいことにカンクン会議の前途を葬り去る可能性もあった」と指摘した。
カンクン会議の開催後、日本の代表は数回にわたって、いかなる状況の下でも、『京都議定書』の第2約束期間の数値目標について承諾しないことを表明している。
これについて蘇偉代表は、「日本の立場は会議出席者から強く非難された。先進国は歴史的な責任を負うべきである。温室効果ガスの排出量を率先して削減することは先進国が歴史的な責任を負う重要な表現方式である。これは『京都議定書』の核心である」と強調した。
法的な拘束力がある『京都議定書』は30余りの工業先進国の2008年から2012年までの第1期約束期間の具体的な削減数値目標を設定しています。しかし、2012年から2020年までの第2約束期間における先進国の削減問題について、これまで法的効力のある協議には達成していない。
「中国国際放送局 日本語版」より2010年12月8日