ロシア第1副首相の北方領土視察に日本が反発

ロシア第1副首相の北方領土視察に日本が反発。 ロシアのシュワロフ第1副首相が13日、日露間で係争のある北方領土(ロシア名は南千島群島)の国後島と択捉島を訪れた。今のところ北方領土問題の解決において、日露は適切な解決手段を見つけていない。ロシアは北方領土への投資をますます拡大しており、新たな太平洋艦隊の基地を建設するという情報もある…

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発信時間: 2010-12-14 10:59:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「日本新聞ネット」は、ロシアのシュワロフ第1副首相が13日、日露間で係争のある北方領土(ロシア名は南千島群島)の国後島と択捉島を訪れたと報道した。この地を訪れるロシア政府の要人としては、先月1日に後国島を視察したメドベージェフ大統領に次いで2人目になる。

ロシアのタス通信社は、経済問題を担当するシュワロフ第1副首相が、ロシアが建設中のプロジェクトを視察し、このプロジェクトは2015年まで続くと伝えた。

今回の「南千島群島」の訪問についてシュワロフ第1副首相は、メドベージェフ大統領からの「個人的な指示」だと語っている。

日本の菅直人首相はこの件について「大変遺憾だ。佐々江賢一郎外務事務次官からロシア大使に強い抗議を申し上げた」と首相官邸で記者団に答えた。

菅首相はこの前、近いうちに北方領土の視察を明らかにしていたが、北方領土はロシアが実効支配しているため、菅首相の視察は北海道から海を隔てて眺めるしかない。

今のところ北方領土問題の解決において、日露は適切な解決手段を見つけていない。ロシアは北方領土への投資をますます拡大しており、新たな太平洋艦隊の基地を建設するという情報もある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月14日

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