日本のNTTコミュニケーションズの国民生活時間調査を見ると、日本人の1日の生活の大まかな様子が分かる。食事や睡眠などの生理的に必要不可欠な時間は、平均約10時間半で、仕事、学業、家事などに費やす時間は約8時間、自由に使える余暇活動の時間やそのための移動時間は約5時間だった。以下ではより詳しく日本人の1日の生活を追ってみたいと思う。
●起床と就寝
日本人の平均的な睡眠時間は約8時間で、これは10年間あまり変化がないようだ。しかし、起床時間と就寝時間を個別に見てみると、遅く起きる人が増えている。朝6時前に起きる人の数は10年前の44%から38%に減少し、夜10時前に寝る人は44%から37%に減少している。これは農業や漁業に携わる人が少なくなり、都市で働く人が増えたことにも起因するのかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月31日