日本での「中国語ブーム」の裏には?

日本での「中国語ブーム」の裏には?。 中国語ぺらぺらその日本人モデルは、みんなの羨望の眼差しを浴びていた。彼女は上海で、ファッションやコスメのイメージモデルの仕事をしたいと考えていた。中国で働く日本人はもはや、会社から派遣されるというスタイルだけではないようだ…

タグ: 日本 中国語 ブーム 経済 文化 

発信時間: 2010-12-31 11:06:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中華学校に訪れた台湾の女優・林志玲(リン・チーリン)(2010年6月9日)

東京四谷にある「中華学校」の人気が高まっている。入学試験では、募集枠37名に対し、63名の応募が殺到した。人気の理由は、学校が中国語と日本語のバイリンガル教育を行なっているからである。学校の教育方針は、生徒間の会話も中国語を使うことである。中国紙「新民週刊」が伝えた。

通っている生徒の両親は全て中国人かと思いきや、劉校長によれば、両親が全くの日本人と言う生徒は多い。両親のどちらか一方が日本人と言う生徒はもっと多い。このような外国語で教育を行なっている学校は、日本政府には認定されておらず、授業料は全額親が負担する事になる。また、学歴を認めていない学校も多い。それにもかかわらず、子どもを中華学校に入れようとする日本人の親があとを絶たない。このような状況は今までなかったそうだ。

20年前、中国語を話せる日本人は少なかった。私の印象では、中国語を話せる日本人はエリートがほとんどだった。例えば、民主党の海江田万里氏、彼は流暢な中国語を話す。自民党の村田吉隆氏もそうだ。また1990年代初め、私は野村證券の若き取締役に中国語を教えた事がある。

今となっては、中国語は日本の大学では英語に次ぐ第二外国語となっている。日本人にとって、中国語ができる事は、仕事の上で有利になる。中国は日本の最大の貿易パートナーであり、政治的な関係は上手くいっていないところもあるが、それでも日本の多国籍企業や中小企業の中国への大規模な投資は止まるところを知らない。また、サービス業の中国進出が勢いに乗っていることも忘れてはならない。製造業に比べると、サービス業に求められる語学レベルはもっと高い。つまり、中国で働く日本人従業員への語学の要求が高まっていると言うことである。これも、日本の「中国語ブーム」が爆発的に高まっている要因の一つだろう。

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