力関係が変化 日本の苦渋に満ちた中国観の調整

力関係が変化 日本の苦渋に満ちた中国観の調整。 日本は明治維新後にアジアをリードしてきたため、中国の経済発展、国際的地位や影響力の高まりは、戦後に奇跡的な発展を遂げた日本人の心情を複雑にしている。日本人は未来に不安を抱き、自身の戦略スペースが狭まり、北東アジアでの主導権は脅威を受けていると感じるようになった…

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発信時間: 2011-01-05 17:02:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:靖国神社を参拝する元小泉首相

日本の対中外交の位置づけはまだはっきりしていない

日本は明治維新後に東アジア、さらにはアジアをリードしてきたため、中国の近ごろの経済発展、国際的地位や影響力の高まりは、戦後に奇跡的な発展を遂げた日本人の心情を複雑にしている。日本人は未来に不安を抱き、自信をなくし、自身の戦略スペースが狭まり、北東アジアでの主導権は脅威を受けていると感じるようになった。こうして不安や焦りを覚え、危機感が生まれた。

反射的に民族主義の感情が高まったことで、一部の人は中国に「ノー」と言った。21世紀初めに当時の小泉首相は中国人の感情を顧みずに靖国神社を何度も参拝し、昨年は日本当局が中国の漁船と漁民を違法に拘留したなど、いずれもこのような背景下で起きた感情の高まりによる典型的な出来事である。

このような現象は、日本の対中外交の位置づけに関する問題が未解決であるために発生した。つまり、日本にとって、中国は戦略的協力パートナーであるか、それとも戦略的防備の相手であるかという問題を解決する必要がある。同時に、中国にどのように対応するか、日本は国家位置づけと民族心理の長く苦渋に満ちた調整過程をゆっくり歩んでいるところだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月5日

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