新華社によると、南中国海などの地域における海洋権を守るために、中国国家海洋局は2011年から新たに36隻の600トン級以上の海洋監視船を建造する計画があることを明らかにした。メディアは、釣魚島が今回建造される海洋船の監視の「重点」になると予想している。
南中国海と東中国海における領土の争いは日増しに深刻になり、中国の海洋権益を巡る主張は今、「造船熱」で沸いている。漁政部、海洋監視部に続いて、中国の海事局も大型船舶の建造に参入し出した。中国国家海洋局の責任者によると、今回の海洋監視船は7隻が1500トン級、15隻が1100トン級、14隻が600トン級である。現在建造中の47隻の監視船は2011年6月には運用が開始される予定であり、今回の追加建造計画は、その事を基盤としている。
日本の「朝日新聞」は、中国の新たな監視船の増強は、中国が日本や東南アジアとの間でもめている「領有権紛争」地域への集中配備が目的であると見ている。釣魚島(日本名:尖閣諸島)や南中国海なので地域である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月11日