日本の「渡辺夫人」再起

日本の「渡辺夫人」再起。

タグ: 渡辺夫人 個人投資家 外貨預金

発信時間: 2011-01-26 09:42:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 外的要因があれば、もちろん内的要因もある。条件があっても動機がなければ、物事は動かないはずだ。「渡辺夫人」の動機は?「彼女たち」は危険を覚悟で、人生に刺激を求めるためではなく、緊迫した生活に迫られて動いたのである。日本の高齢化は深刻で、そのペースも速いことを知らない人はいないだろう。2055年には、40%の日本人が65歳以上になる。そうなれば、社会保障にかかるお金はどんどん増えるだろう。ベビーブームの頃に生まれた人々は定年退職を迎え、自分たちの年金がどうなる気が気ではないようだ。

 日本の定年退職者の目の前に広がる世界は実にわびしいものだ。2010年3月末時点、政府の年金投資基金信託は既に4億円を売り出しており、過去最高額を記録した。そこから資金を運用し、年金の支給に当てられる。これは世界最大規模の年金基金であり、共有資産総額は123兆円に上る。退職しても、退職金と年金だけで生活していくには不安が大きい。どうすれば、安心した老後生活を送れるだろうか。スイス銀行の駐東京経済専門家のキャメロン・ウメツ(Cameron Umetsu)氏の分析によると、高齢者の人口がどんどん増えるにつれ、今後、大きな構造的な変化が起こるだろう。それは個人投資のリスク選好度が高まることである。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年1月26日

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