<GDP逆転>中国は未だに「貧しい国」

<GDP逆転>中国は未だに「貧しい国」。

タグ: 貧しい国 豊かな国民

発信時間: 2011-02-15 16:19:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ポイント4

豊かな国から豊かな国民への道は?

中国経済という「ケーキ」が止まることなく大きくなっていくなかで、この「ケーキ」をどのように均等に分るかが重要なポイントになる。国民の収入の差を縮め、豊かな国から豊かな国民へと歩んでいく道を探すのは、専門家たちや社会が長年考えている問題である。

世界をリードする経営コンサルティングファームのボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の最新の報告によると、2009年、中国の経済力規模は前年に比べ28%増加し、5兆4000億米ドルに達した。中国には既に67万人もの百万ドル長者がおり、これは世界3位に位置し、アメリカと日本に次ぐレベルである。

中国で、裕福な家庭が速いスピードで増加している事は確かだが、裕福な家庭が国内に占める割合は依然として低く、豊かな国への道のりはまだまだ長い。中国内地の百万ドル長者は、中国の全家庭のたった0.2%である。一方、日本やオーストラリアのような円熟した市場においては、約5%の家庭が国の50~60%の富を握っている。

「GDPの健全な成長はきわめて重要であるが、国民がGDPの成長が生活の改善に繋がることを心から感じることが何よりも重要だ。それこそ、GDP成長の真の目的である」と袁銅氏は言う。中国経済は収入の均等な分配について迅速に改善していく必要があり、経済成長のメカニズムを変えていくべきである。

 

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