自分の身は自分で
一部の人々は政府の救援活動の悪さに不満を示し、自ら被災地に赴いて支援活動を行っている。
埼玉県のある体育館には約5000人の被災者が避難している。22日までに、この体育館が募集していたボランティア500名の定員はいっぱいになった。他にも、1500名のボランティア志願者が、避難所で支援を行う機会を待っているという。
記者が体育館で目にしたのは、ボランティアの人々が笑顔で、バナナや毛布、おむつ、玩具など生活用品を配っている姿だった。
美容師の田中栄之さんは「無料カット」の看板をもって立っていた。田中さんによると、これまで60名ほどの被災者をカットしたという。「私には他にできることはない。だから、自分のできることで貢献したいと思った。」田中さんはこう話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月24日