過去、暴力団員は「賤民」出身
山口組の顧問弁護士、山之内幸夫氏は「暴力団の構成員は主に在日朝鮮人と賤民出身者である」と記している。
日本は長期にわたり朝鮮半島を併合し、朝鮮半島から多くの人が日本に来たが、言葉や文化面ですぐには融け込むことができず、日本人もずっと半島人を自分たちより劣ると見なしてきた。日本では古く、屠殺業に従事する者は賤民と考えられ、彼らは日本で生まれ、日本で育った日本人であっても、同じように普通の人格は与えられず、一般の人より地位が低かった。賤民は特定の部落に住まなければならず、「部落民」と呼ばれた。
「日本人が半島人、部落民を蔑視しなかったら、山口組もなかっただろう」と
山之内氏は話す。だが、こうした日本社会に低く見られた人以外にも、放蕩無頼、賭博や詐欺、闇商売を業とする者も往々にして組員になる。正常な手段で仕事のできる時には、港湾ポーターなどになり、独占グループを組織して、グループ力で船主と交渉する。現在、日本のすべての港湾の積み卸し作業は、多かれ少なかれこうしたグループと関係がある。米軍が港湾で積み卸す場合ですら、彼らの協力が必要であり、米軍は干渉できない。
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