中国日本商会の鹿間千尋会長
中国日本商会は昨年に引き続き、「白書」を通じ、中国の投資環境の更なる改善に向けて中国の中央・地方政府と対話し、努力したい考えだ。「白書」は「共通課題・建議」、「各産業の現状・建議」および「各地域の現状・建議」の3部に分かれ、全26 章、48 の建議項目から成る。
昨年発表された2010年版の白書と比べると、今年の第2版には次の特徴が見られる。まず、第1部の「共通課題・建議」に、昨年なかった物流の現状と問題点が盛り込まれた。また、第2部の「各産業の現状・建議」の鉱業・エネルギーの章に、レアアースに関する内容が加わった。さらに各建議には、各分野に共通する内容が4つにまとめられる。
発刊発表会に出席した中国日本商会の鹿間千尋会長、中国日本商会の副会長を務める日本貿易振興機構・北京代表処の酒匂崇示所長がチャイナネットのインタビューに応じた。