震災後の日本見聞録(1)いつも通り開花した桜

震災後の日本見聞録(1)いつも通り開花した桜。 今回の視察で最も感動したのが、住吉に身を寄せる50代の女性で、彼女は我々に向かって道端の桜の木を指差しながら言った。「津波が来たけど、いつも通り桜の花が咲きました」玉樹でも同じような楽観的な高齢者に出会った。その人は、私に「あっかんベー」をしていた…

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発信時間: 2011-05-29 14:46:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽女川と石巻での見聞

19日、私たちは石巻市の海沿いにいた。林楚方は海を見ながら言った。「こんなに青くてきれいな海が、あんなに恐ろしいものになるなんて、誰が想像できただろう。」私はこう言った。「あんなに恐ろしかった海が、またこんなに美しい青を取り戻せるなんて、誰が想像できただろう。」「災難」について、私はこう思う。もしそれが来たのなら、静かに受け止めるしかない。取り乱して大騒ぎしたところで何もならないし、それどころかかえって心を乱し、冷静な判断ができなくなり、結果的に災難をより大きなものにしてしまうだけである。

もちろん、被災地の光景はとても衝撃的なものだ。私は以前、中国青海省玉樹地震の半年後に現地に行ったことがあるが、今回の宮城県石巻市と女川市で見た光景は、その玉樹地震を遥かに上回るものだった。特に女川市は、町全体が「平ら」になってしまっており、瓦礫や残骸を残すのみとなっていた。

だが、震災後の状況は、玉樹より石巻市の方が良かった。その理由としては次のことが考えられる。1、石巻市は交通の便が良いが、玉樹の方は交通が不便で現地入りが難しかった。2、日本の救助システムの完成度が高い。3、日本政府の動きは確かに効率が低く、ごちゃごちゃうるさいが、決定さえすれば必ず実行され、頻繁に方案が変更して混乱するようなことがない。

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▽日本政府への不安を募らす被災者

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