NHKはこの離婚現象について調査を行った。東京首都圏の416組の夫婦を対象に調査したところ、15%が震災という機会によって離婚を決心しようと思うといっている。調査対象者の中には女性が自分の夫に「消えてほしい」という意見まであった。この原因を尋ねると「震災後夫の態度はおかしくなりました。自分と家族のことばかり気にしていて、あんなに仲睦まじかった夫はまるで知らない人のようになってしまいました。」という。
分析に寄れば、人は災難に合うと萎縮してしまうという。震災発生によって、本性が露わになってしまった人が多いのは否定できない。これが「震災離婚」の主たる原因ではないだろうか。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月2日