太地町は、日本本州中部最南端に位置する小さい半島にあり、和歌山県に属している。歴史上では、遣唐使だった日本人留学生が日本に戻るときに最初に上陸した場所だ。かつては閉鎖的で辺鄙な漁村だったが、今は4000人ぐらいの港町になった。
この町は「鯨」のないところはないほど、鯨だらけだ。町役場のシンボルは鯨マークから構成される緑のデザインで、くじら供養碑も設置されている。道にはくじらやイルカの彫像がたくさんあり、一番大きな公園は「くじら浜公園」、一番有名なホテルは「白鯨太地町立国民宿舎」と名づけられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月1日