米国と日本がこのほど発表した5月の新車販売台数によると、日本の大手自動車メーカー3社の販売台数が震災2カ月目に大幅に減少したことがわかった。
米3大自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラーは、5月の米国の新車販売台数トップ3に返り咲いた。日系メーカーのトヨタ、ホンダ、日産は4位から6位に順位を落とした。トヨタがトップ3から外れたのは2006年以来となる。米3大自動車メーカーの販売台数は前年同期比で10%増加したが、日系メーカーは同9%以上の減少となった。
日本自動車販売協会連合会のデータによると、5月の日本国内の新車販売台数は前年同期比33.4%減で、同月の水準としては1968年以来最悪となったほか、過去2番目の下げ幅を記録した。トヨタ、ホンダ、日産の販売台数はそれぞれ56.6%、34.5%、16.1%減少した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月3日