日本の防衛省は1日、ソマリア沖における海上自衛隊の長期的な海賊対策のため、アフリカのジブチ共和国に基地を開設することを明らかにした。海外に自衛隊基地を開設するのは初めて。
ジブチ国際空港北側にある12万平方メートルの土地を日本が借り受け、オフィスビル、宿舎、P-3C哨戒機収納倉庫、体育館などの合計27億円の施設建設が予定されている。共同通信が防衛省官僚の話として伝えた。
海自は2009年からソマリア沖の航行護衛に参加し、米国軍基地の一部を基地として使ってきた。
杉本正彦海上幕僚長は、建設予定の基地は永久の海外基地ではないといっている。平和憲法下では自衛隊の海外武力行使は禁じられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月3日