「日本観光・食品フェア」が28日上海で行なわれ、量的にも質的にも日本トップクラスの愛媛県の水産物が、東日本大震災後初めて上海に登場した。その場で行われたマグロ解体ショーが、多くの市民をひきつけていた。
愛媛県水産局の石川局長によると、今回上海に輸出された水産物は、地元の海洋養殖場から水揚げ、航空便で直送したものである。そして、愛媛県は原発事故発生地から900キロ離れており、すべての水産物は日本の関連機構のチェック済みで、「放射能物質ゼロ」の証明をもらっている。日本政府からも「原産地証明」が出されているという。
1回目の訪問地は沖縄及びその他条件を満たす観光客を対象に、7月1日から有効期間3年のマルチビザが交付されることになっているので、各観光機構のブースでもマルチビザについて訪ねてくる人も後が絶たない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月29日