観点4:中国の発展がある段階に至ると、対中支援は終了するだろうが、中日両国の関係性が停滞することはない。
日本政府の対中支援の実務担当だった加藤俊伸氏によれば、中国がある段階まで発展すれば、ODAは終了することになるという。しかし、加藤氏は日本の対中ODA終了は、中日両国の関係の停止を意味するものではなく、両国関係は引き続き発展していくはずだという。中国が支援を必要としている間、日本が支援を行ってきたことは両国友好の基盤を形作ってきた。ODAは中日両国の環境、法律などのさまざまな分野の交流のプラットホームを作り上げてきた。ODAが停止した後も、このプラットホームを使って引き続き交流していけるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月14日