そして現在、まさに隔世の感がある。SMAPの北京コンサートが開催される直前、母校である東京大学北京代表所の宮内雄史所長と「2011年の日本にまだ残されているのは何か」ということについて深く話し合う機会に偶然めぐまれた。宮内所長によれば、中国人に日本を宣伝するため、東京大学では最近12つの図表を制作したという。具体的なものをいくつか、以下に挙げてみる。
1.日本の消費者物価指数(CPI):1973年の23.2%から2010年には-1.0%に減少。物価が非常に安定している。
2.日本の公害、食中毒、医療事故:日本は32年連続して同様の事故を再発していない。
3.日本のトイレの水洗化率:2010年の水洗化率は91.6%まで上昇。日本ではほぼ全ての家庭で水洗化されている。