SMAPが活躍してきた時期は、まさにバブル経済崩壊後の「失われた20年」と重なる。しかし、丹羽大使が「日本文化の象徴」と見なしたSMAPは、20年の間、第一線で活躍してきた。結成23年後の現在、SMAPのメンバーは青年期の青臭さが抜け、成熟した大人に変貌した。年齢を重ねるにつれ、そのわざはサビつくどころか、ますます磨きがかかっている。
日本という国家も同じなのではないだろうか? 日本語に「腐っても鯛」という言葉がある。一流のものは、たとえ衰微しても依然として輝きを保っているという意味である。(作者:近藤大介)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月25日