福島原発 作業員が語る事故発生直後の様子

福島原発 作業員が語る事故発生直後の様子。

タグ: 東京電力,福島第一原発,制御室,停電,地震,放射線量

発信時間: 2011-12-06 11:25:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

福島原発3号炉の水素爆発の様子(写真)

靴の裏がズルッと溶けた

福島第一原発は東京から北東約240キロメートルに位置している。今年3月11日に発生した大地震および津波による損傷により放射性物質漏洩事故が起こった。東京電力は調査報告(中間報告)において「地震と津波が事故の直接の原因であり、会社は事故発生防止に全力を尽くした」と主張している。

報告書には、原子炉の圧力を抜くベント用のバルブを手作業で必死に開けようとした作業員の証言が記載されている。ある作業員の証言によると「みな完全装備していたとはいえ、ベント作業は放射線量が高い中で行なわなければならない。そのため、若い人には行かせなかった」と語っている。

ベント作業に向かった年嵩の作業員によると「ベントのため原子炉建屋に入ると、トーラスからボコッ、ボコッと大きく不気味な音がした」と語っている。また、「ベント作業をするために、トーラスに足をかけたところ、(高温のため)瞬時に靴の裏がずるっと溶けた」と記載されている。

作業員の多くは、津波に襲われた直後の発電所内での焦りや恐怖を昨日のことのように記憶している。ある作業員は「大きい余震の度に、津波の再来を恐れて、全面マスク着用のまま死に物狂いで、高台へ走って行かざるを得ないことも多かった」と語っている。

東京電力は10月中旬、原子炉建屋からの放射性物質放出量が9月から半分に減り、原子炉圧力容器底部の温度が100度以下になったことを受け、年末までに原子炉を冷温停止させる見込みであることを公表している。だが、この推定は海外メディアから疑問視されている。日本の原子力委員会は、廃炉作業を終了させるまでには「30年以上かかる」との見通しを示しており、1~3号機の原子炉で溶け落ちた核燃料の回収だけでも「10年以上はかかる」と予測している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月6日

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