野田首相の訪中が延期された本当の理由

野田首相の訪中が延期された本当の理由。 野田首相は就任後、中国側と早期訪中を調整し、繰り返し日中間の戦略的互恵関係を促進したいとの考えを示しながらも、「親米反中」の外交政策を取り、米国の「アジア復活」戦略に合わせて中国に対し牽制的な包囲を行ってきた。信用に欠ける日本の首相に対し、中国側は深く交流するのをためらっているのだ…

タグ: 野田首相 訪中 延期 理由

発信時間: 2011-12-09 11:22:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

雰囲気が良くない理由(3) 野田内閣がいつまで持続するか不確定

野田首相は、消費税増加と環太平洋連携協定(TPP)加入を押し進めるため、一切の犠牲を惜しまないと述べた。言外には、そのために辞任をも惜しまないという意味が込められている。いつ辞任するかわからない日本の首相と、中国は建設的な会談ができるのか?

雰囲気が良くない理由(4) 野田首相の年内の動きが把握できない

日本はすでに野田首相が今月28日にインドを訪問すると公表した。先日、日印は双方の外相、防衛相が参加する戦略対話を行ったばかりで、中心的議論は中国牽制だった。野田首相の今回の訪印は、この議題をめぐって交流が行われるだろう。野田首相が中国を訪問した足でインドに向かい中国牽制について話し合うなら、中国は野田首相と交流する意味があるのか?

こうしてみてみると、野田首相訪中の時機は確かにまだ熟していない。「良い雰囲気」をつくり、野田首相の年内訪中の目標を実現するため、日本は外交政策の調整、特に「誠意」に力を入れる必要がある。(作者:蒋豊氏)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月9日

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