日印通貨スワップ協定拡充で合意 日本の真意は?

日印通貨スワップ協定拡充で合意 日本の真意は?。 インドと日本は上限150億ドルの通貨スワップ協定を締結することで合意した。野田首相は中国を訪問した後インドを訪問し、中印両国で通貨スワップの問題に触れた。人民元と日本円のスワップは人民元の切り上げ圧力が強まっていることから理解できるが、インドのルピーは国際通貨市場においてどんな地位があるのか?日本はなぜ150億ドルの協定を結んだのか?…

タグ: 野田 首相 インド 訪問 スワップ 切り上げ

発信時間: 2011-12-29 16:32:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇政策自体に矛盾

先日、米印防衛相とワシントンで戦略協議を行った野田首相が今度は中国訪問を終え、中日韓3カ国の経済協力枠組みについて言及した。日本はこの2つの枠組みをどう位置づけているのか?

これについて趙主任は、日本にとって、中国は当然非常に重要な隣国であり、かなりの重要性を持っているが、それと同時に日増しに強大化する中国を前に、中国に対する警戒心も強まっている。将来、いかに中国との関係を処理するか、日本の与野党及び右翼には様々な意見がある。なかでも特に象徴的なのは、日本は同じ価値観の国との協力を強化するべきだという意見だ。この角度からだと、インド、豪州、米国など日本と同じ価値観を持つ国と連盟または一種の連盟体制を築くということになる。こうした意見は日本では比較的受け入れられるが、冷戦思想の産物でもある。

日本がこの綱を渡れば、最終的には行き詰ると趙主任は警告する。政治や安全保障問題面では米国、インド、豪州などの国と手を組んで中国に対抗したいが、将来正常な国に発展するには中国が不可欠な条件であることを日本はわかっている。こうした背景の下、日本の政策自体が相互に矛盾しているのだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月29日

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