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中国人にとって、結婚は人生の「四大めでたい事」の一つであり、非常に重視されている。今日では、中国人の男性にとって結婚するために、家・車・貯金を持っている事は必要不可欠な条件となっている。結婚を待ち望む女性にとって、豪華な結婚式を開き、お姫様のような気分を味わう事は、人生の大きな目標の一つである。「日本新華僑報」が伝えた。
日本の若者は、持ち家と幸せとは必然的な関連性はないと考えており、家や車を持っていることをあまり重要視しておらず、結婚願望もあまりない人も多く、晩婚や独身を選ぶ人が日増しに増えている。更には、結婚式をしない若者も増加の一途を辿っているという。
日本厚生労働省の近日の人口動態統計によると、日本の主要8都市で昨年結婚式を挙げたカップルはたった5万組だったという。2000年の同様の調査結果ではその約2倍の9万組だった。日本全国で見ると、挙式をするカップルは2組に1組ということになる。
結婚しても挙式しないという現状は、日本の「結婚式離れ」を意味する。日本の結婚情報サイト『en wedding』が900名の未婚女性を対象に行なったアンケートによると、挙式しないと答えた人の6割が「そこまでお金をかけるほどのものでもない」「あまり見せびらかしたくない」と考えており、4割が「自分が主役の結婚式は恥ずかしい」と答えている。
日本の若者の「結婚式離れ」には主観的な要素と客観的な要素の両方がある。