中川幸司氏:観光産業もコンテンツ産業

中川幸司氏:観光産業もコンテンツ産業。 JR四国は26日、香川県の「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトに連携し、JR高松駅の愛称を「さぬきうどん駅」にすると発表した。29日から駅構内の案内標識に名称を掲げるなどし、香川の玄関口から、うどん県をPRする。日本では、香川の「うどん」は有名になりましたね、それに続く一連の観光プロジェクトの話題の一つと言えましょう。僕が思ったことは、「微妙に面白い」ということです。本当に・・・「ビミョー」です…

タグ: 観光 香川県 うどん県 高松 さぬきうどん駅

発信時間: 2012-03-27 15:42:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=コラムニスト・中川幸司

みなさんこんにちは!

まもなく4月、春がやってきます。東京でも北京でも春の気配がよりいっそう感じられるようになりました。そろそろ厚手のコートもタンスにしまっても良いころでしょうかね。

春になれば、日本は桜の花びらが舞い、北京では柳の綿が舞います。そして温かい日差しとともに・・・・ウトウトして仕事をさぼりたくなってしまうか、または、部屋で小さくなっていた冬の寒さから解放されて仕事ガッツリモードに入るか・・・人それぞれといったところでしょうか。 僕は、春の眠気に負けてしまうこともしばしば、です(笑)

さて、今日は春の気配を先取り(?)するような、ほんわかとした話題を最初にみてみましょう!

四国新聞社の報道によれば、

--------------------------------------

JR四国は26日、香川県の「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトに連携し、JR高松駅の愛称を「さぬきうどん駅」にすると発表した。29日から駅構内の案内標識に名称を掲げるなどし、香川の玄関口から、うどん県をPRする。

--------------------------------------

とのことです。日本では、香川の「うどん」は有名になりましたね、それに続く一連の観光プロジェクトの話題の一つと言えましょう。

ところで、香川県(地方自治体)が首都圏や日本国内都市部、ましてや海外のインバウンドビジネスのためのマーケットリサーチもせずに、「うどん」をブランディング化することは問題、とか、またはJRがその香川県のプロジェクトに賛同している事自体は良いが「さぬきうどん駅」とすることのマーケティング的な意義は精査されているのか、予算などがJRについているのではないか?? などなど・・・といった重箱の隅をつつくような厳しい批判・想像をせずに、僕が思ったことは、「微妙に面白い」ということです。本当に・・・「ビミョー」です。

なんだか、とっても地方の「ゆるさ」を感じませんか?これ。

いろいろとツッコミしたくなるネーミングセンス。というか、香川県が発表しているのは、「うどん県。それだけじゃない香川県」といっているのに、JR側の名付けは「さぬきうどん駅」・・・(笑)そもそも香川県のスローガンに逆行しちゃっている。まるで、「コンクリートから人へ、だから、建設業界保護」とか、「脱メタボ目標宣言、だから、今日はハッピー焼肉パーティー」みたいな、矛盾感がただよってなりません。これ地方JRの 「ゆる~い」ご・愛・嬌w

中川幸司さんのブログ「情熱的な羅針盤」
1   2   3   4    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。