日本の華字紙「新華僑報」のウェブサイトは先日、日本の喫煙者に「男性減・女性増」の傾向があることを伝える記事が掲載された。以下は要約。
厚生労働省が発表した2011年度「国民健康調査」によると、日本の喫煙者に「男性減・女性増」の傾向があることが分かった。日本たばこ産業(JT)が行った調査によると、20歳から40歳までの女性若年層の、ほぼ5人に1人が喫煙者である。どうして若い女性の喫煙者が増加しているのだろうか。
まず、今を時めく女性芸能人の喫煙が、若い女性たちに「感染」したことが挙げられる。日本では、20歳になった多くの女性は成人式に参加し、タバコを吸ったりお酒を飲んだりすることで「成人宣言」をする。自分が独立した、主体性のある成人になったことを示すのだ。彼らにとって、女性の喫煙は「クール」であり、しばしば品格のある表現ですらある。国際スターの桃井かおりや小雪、マルチな才能を見せる柴咲コウ、日本女性から「最も理想的な顔1位」に選ばれた北川景子などはみな、ヘビースモーカーである。若い女性ファンが模倣するのも無理はない。