中国人観光客が日本で購入する人気製品の変化

中国人観光客が日本で購入する人気製品の変化。 20年前の大型免税品から、上記した5種の製品への移り変わりを見ると、中国人の家電消費が成熟化し、日常生活に関心が移ったことが分かる。日本での消費傾向から論じれば、中国は近年確かに変化したと言える…

タグ: 観光客 人気 製品 生活 粉ミルク おむつ

発信時間: 2012-06-25 14:21:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=コラムニスト・陳言

成田空港で出国手続きを行う際、担当者はパスポートに貼付された免税物品購入記録表を回収する。中国人観光客のパスポートには、数枚から数十枚の同記録表が貼り付けられていることが多い。

2012年1−3月の関連統計データが発表された。訪日観光客のうち、韓国が最多の49万3000人に達しており、中国は2位の35万2000人となった。しかし中国人観光客は、高い購買力を維持している。韓国人観光客は人数が最多にも関わらず、日本での消費額は317億円にとどまった。その一方で、中国人観光客の消費額は604億円に達した。

有名ブランドの衣料品、手袋、腕時計等は割安で偽物も少ないが、売れ行きが好調な製品には他に何があるか。20年前であれば、多くの観光客が東京の免税店に押しかけ、カラーテレビや、その他の高級家電を購入していた。当時、海外旅行では商品を1点しか購入できなかった。しかも海外で支払いをし、国内で商品を受け取る必要があった。

近年、日本に対する思い入れが強い人でも、カラーテレビを購入して帰ることはないだろう。関税はもはや問題ではなく、日本の家電も品質が落ちており、日本製を使う必要は必ずしもない。

しかし炊飯ジャーだけは例外だ。中国市場で販売されている炊飯ジャーには、さまざまな種類・価格帯の製品が数多くあるが、最新の炊飯ジャーは日本で購入される。一部の観光客は親戚友人にプレゼントするため、1度に3、4台を購入し、日本の店員を驚かせている。

コラムニスト・陳言 「日本スケッチ」

1   2    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。