日本は何かを放棄しなければならない。大幅な円安、政府の歳出・赤字削減、利率の引き上げ・・・。
これら選択肢のうち、どの選択肢も日本に厳しい試練となり、世界経済に深刻な影響を及ぼすものとなる。
日本経済は1990年に不動産バブル崩壊後の20年はスローペースで成長しているが、米国と中国に次ぐ世界第三の経済大国の地位を維持している。しかし日本は世界で最も高齢化が速い社会で、養老年金や高齢者医療のための資金調達はますます難しくなってきている。2050年までに日本の人口の半数が60歳以上になる見通しだ。
今のところ、あの手この手を尽くして輸出業界の活力を取り戻すか、再び原発に依存する以外に、大幅な円安、大幅な利率の引き上げ、大幅な歳出削減に取り組むか、3つ同時に取り組むかしか日本には打つ手がない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年11月23日