衆議院総選挙が4日、正式に幕を開けた。今回の総選挙には、主に次の3つの特徴がある。
(1)賑やか。賑やかとは、政党の乱立を指す。今回は12の政党が総選挙に参加するが、現行の選挙制度が1996年に始まって以来、最多となる。これまでは自民党と民主党(1998年に結成)による2大政党が票争いをしていたが、現在は日本維新の会を始めとする第三極が台頭している。先ほどの世論調査によると、日本維新の会の支持率はすでに政権与党の民主党を上回った。日本の政局には現在、自民党・民主党・維新の会による「三つ巴」が出現している。
(2)右傾化。日本の政局には明らかな右傾化の流れが見られ、今回の総選挙に参加する主要政党は対外関係の面で保守的かつ強硬な態度を維持している。次の首相の最有力候補とされる自民党総裁の安倍晋三氏は、平和憲法の改正、自衛隊の国防軍への格上げ、釣魚島(日本名:尖閣諸島)に対する実効支配の強化等、タカ派の主張を繰り返している。日本維新の会の右寄りの色合いは自民党に劣らず、石原慎太郎代表は中日関係の悪化を招いた張本人だ。
日本大选三大特点和一大悬念
日本大选从4日起正式拉开帷幕。此次日本大选主要呈现出三个特点:
一是热闹。热闹指的是此次参加选举的政党很多。此次选举有12个政党参选,为日本1996年现行选举制度开始实行以来最多的一次。特别值得注意的是,以前一般就是自民党和民主党(1998年成立)两大政党在“斗法”,现在以日本维新会为代表的第三极势力上升势头非常猛烈,近几日的民调显示,日本维新会的民调支持率已经超过执政党民主党。日本政坛隐隐出现自民党、民主党、维新会“三足鼎立”的局面。
二是右倾。日本政坛已经呈现出明显的右倾化趋势,参加此次选举的主要政党在对外关系上基本上都持保守、强硬态度。像最有可能成为下任首相的自民党总裁安倍晋三就鼓吹修改和平宪法、将自卫队改为国防军、加强对钓鱼岛实际管控等鹰派主张。日本维新会的右翼色彩比自民党有过之而无不及,其党首石原慎太郎就是导致中日关系大幅下降的“罪魁祸首”。