開幕前の記者会見に出席した福原愛=5日 |
国際卓球連盟(ITTF)のワールドツアー2012・グランドファイナルが6日、杭州で開幕した。女子シングル第1回目の試合では、大会トップシードの中国新鋭、陳夢が日本の福原愛を破り、危なげなく次に駒を進めた。
中国卓球界の「希望の星」として若干18歳の陳夢は今年大きな成長を遂げた。グランドファイナルのランキングトップとなった陳は当然のごとく今大会のトップシードとなった。しかし、中国の新鋭が今大会最初に当たる相手は日本を代表する卓球選手の福原愛。福原は五輪後に右肘の手術を受けたが、今回のグランドファイナルに参加するため、早めの復活を決め、並々ならぬ意気込みを見せていた。