6日、試合中の福原愛 |
「陳夢はすごい。うますぎる」。福原は試合後、自分より6歳年下の対戦相手を、東北なまりの中国語で続けざまに賞賛した。福原は今回の敗北を怪我のせいにはしなかった。「陳夢は本当に強い。オリンピック前でも同じ結果だっただろう」
試合から離れてかなりの時間がたったため、福原愛の中国語は少し下手になっていた。これについて質問を受けると、福原は冗談半分で「あなたはどうして日本語を学ばないの?」と聞き返し、現場の笑いを誘った。今後は帰国し欠点をしっかり見直して、来年1月の日本国内の試合に備えるという。
一方、試合に勝った陳夢は自分のプレーに満足していなかった。「試合では自分の力を出し切れなかった。手や足の動きも少しにぶかったし、相手はかなり経験がある選手だったので、気持ち的にあまり自信が持てなかった」と陳。「幸いにも試合が進むにつれ、気持ちがほぐれ、主導権を握ることができた」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2012年12月8日