日本の民主党は25日に党代表選を行う。海江田万里元経済産業相の出馬表明に続き、蓮舫前行政刷新担当相も出馬の意向を示している。
共同通信は22日、現在呼び声の高い細野豪志政調会長、前原誠司国家戦略担当相はいずれも「出馬意思がない」ことを表明したと報じた。岡田克也副総理についても、野田首相と共に選挙敗北の責任を負うべきとの声が上がっている。この他、馬淵澄夫元国土交通相、長妻昭元厚労相も有望視されている。
共同通信によると、海江田氏(63)は22日の記者会見で「火中の栗を拾う覚悟で代表選に臨む決意をした。民主党の創始者の1人として、私には党を立て直す責任がある」と表明した。日本初の中国系女性閣僚となった蓮舫氏は昨年11月に不倫スキャンダルなどで辞任した。
読売新聞電子版は、参議院で強い影響力を持つ輿石東幹事長が支持を表明している海江田氏が野田佳彦首相の後を継いで党首になる可能性が高いとしている。
「人民網日本語版」2012年12月24日