米誌『フォーリン・ポリシー』で指摘されていたように、日本は1991年から、一貫してアジア太平洋地域における安全保障枠組みの指導的立場になる努力を続けてきた。日米同盟の強化に始まり、専守防衛などの防衛戦略や防衛の重点に大きな調整を加え、更には海外に軍事基地を設け、科学技術を駆使して弱小国と連携し、一種の帝国的な体制を確立することに力を入れた。軍事力世界トップ10に入っている日本は今、アメリカの「アジア太平洋回帰」を追い風に、自国の長年の夢を実現しようとしている。
しかし、専門家は「アメリカの戦略の駒として日本の立場は、永遠に変わることはない。日米同盟はこれまでずっと、アメリカの利益を最優先にしてきた。日本がアジア太平洋のリーダーを狙う考えを抱くのは、自国の『アメリカの駒』としての立場をきちんと認識していないからである」と指摘する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年2月21日