日本では「雷鋒精神」をどう育てるのか

日本では「雷鋒精神」をどう育てるのか。

タグ: 雷鋒精神,社会の負担

発信時間: 2013-03-16 09:37:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「人民のために奉仕する」という崇高な理想に比べ、日本の学校教育の理念はとても卑小なものだ。先生たちは子供に「人民のために奉仕せよ」とは言わず、ただ、大人になったら迷惑をかけるなとか、社会の負担にならないようになどと要求する。

最近、電車で大阪の梅田へ向かった。そこで、制服を着た2名の阪急電車の職員を見かけた。彼らが手にしているのは、一人が段差用ステップ、もう一人は折畳式の車椅子だった。阪急梅田駅のホームで静かに何かを待っていた。

しばらくすると電車がホームに入って来た。乗客が降りると、2名の職員はまず車両とホームにのすき間にステップを設置し、そして、折畳式車椅子を一緒に持ち、車両に入れた。2、3分が経ち、2名は車両から首の曲がった全身麻痺の人を車両の外に運んでいた。

梅田は大阪最大の乗降者数を誇る駅だ。多くの人が毎日、川の水ように留まることなく行き交う。誰も駅職員が何をしているのか気に留めない。2名の職員は「雷鋒」(中国の有名な模範的兵士)を知らないだろう。もちろん「雷鋒精神」も知らないはずだ。彼らはただ、やるべき仕事をしただけなのだ。体の不自由な乗客の世話をすることは、仕事として当然やるべきことなのである。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月16日

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