日米同盟の落とし穴 専門家が分析

日米同盟の落とし穴 専門家が分析。 米日両国は近年、中国固有の領土である釣魚島(日本名:尖閣諸島)は、米日安全保障条約の適用対象だと重ねて強調している。日本メディアはこのほど、米日が釣魚島の作戦計画を検討中だと伝えた・・・

タグ: 釣魚島 作戦 安保条約 日米同盟 

発信時間: 2013-04-01 10:55:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米日両国は近年、中国固有の領土である釣魚島(日本名:尖閣諸島)は、米日安全保障条約の適用対象だと重ねて強調している。日本メディアはこのほど、米日が釣魚島の作戦計画を検討中だと伝えた。日本はすでに米国を引き込み、米国とグルになり、釣魚島で中国と戦う準備を整えたかのようだ。中国領の釣魚島を侵略しようとする日本の野心が極度に膨らんでいるが、これは米日軍事同盟の戦略的なミスを招いており、極めて危険な事態に陥りつつある。

米日軍事同盟は世界の冷戦の産物である。世界構造の変化に伴い、その位置づけと目標は数十年間で数回の大幅調整を行った。平和・発展・協力・互恵を世界の大勢とする国際情勢下、米日軍事同盟の存在には前提条件が突きつけられている。日米は世界の平和の流れに順応し、世界平和の維持・各国との経済発展協力・繁栄促進を国家戦略とする優先目標を重視しなければ、日米軍事同盟の存在を維持できない。日本が米国を引き込み、米日軍事同盟を無制限な軍拡の手段とし、軍国主義復活の道を歩み、同盟の軍事実力を過度に強化し、その機能と活動を拡大するならば、世界平和の大勢に背き、必然的に米日軍事同盟の崩壊を招くだろう。これは米日軍事同盟の大きな落とし穴であり、日本の主観的な希望によって変えられることはない。

安倍政権はいわゆる中国脅威論を捏造・喧伝しようと躍起になっており、証拠が出せない状況下、いわゆる中国軍艦による火器管制レーダー照射問題を繰り返しでっち上げている。現在はさらに米日が釣魚島作戦計画を検討中だと誇張し、米国が中国と戦争したがっており、それに向けて準備を整えているという印象を作り出し、中米両国の友好関係を損ねようとしている。日本が米国とグルになれば何でも思いのままになり、再び中国に侵略戦争を仕掛けられると考えているならば、人々が目にするのは日米共同の対中戦争ではなく、米日軍事同盟の終結になるだろう。これもまた、米日軍事同盟の大きな落とし穴だ。

日本の中国に対する侵略戦争が再び生じたならば、第二次世界大戦の結末を同じく、日本は敗戦国になるだろう。歴史はこのようにして、侵略者をもてあそぶことを好む。(筆者:呉祖栄・中国国際問題研究基金会研究員)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月31日

 

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