日本の外務省は2日、岸田文雄外相が7日に東京でフランスのファビウス外相と会談すると発表した。岸田外相は、フランスが中国にヘリコプター着艦装置を売却することに懸念を示し、やめるよう働きかけたい考えだという。
岸田外相はフランス側に、日本側は同着艦装置が中国の海洋監視船に取り付けられる可能性が高いと見ていると伝える方針。そのほか、オランド大統領の6月の訪日の準備強化についても確認する。
この会談は、国際情勢をもとに、より幅広い協力関係を探る「戦略的な対話」と見られている。2012年1月に始まったこの対話は今回で3回目となる。
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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月3日