日本政府はこのほど、不穏な動きを続けている。政府は憲法第96条の改正を試みており、3分の2の国会議員による賛成というハードルを2分の1に引き下げようとしており、新軍国主義が日本で復活している。日本の新軍国主義には、次の5つの特徴がある。5月11日付香港紙『文匯報』が伝えた。
(一)日本は中国の台頭を軍事的な脅威とし、軍備面で中国と力比べをしようとしている。
(二)日本は日米安保条約を保護傘とし、釣魚島(日本名・尖閣諸島)の主権を公然と侵害している。
(三)日本は朝鮮の核武装を恐れ、これを利用し軍拡・改憲を試み、日米共同で朝鮮の軍事脅威を抑制しようとしている。
(四)日本のアジア外交政策と第二次世界大戦中の大東亜共栄圏は酷似しているが、現在の新日本アジア共栄圏は中国包囲を主要任務としている。日本は経済面でASEAN諸国を力強く支援しており、中国とアジア太平洋における影響力を競っている。日本はその一方で、南沙諸島の領土問題で中国と対立するフィリピンとの軍事協力を強化している。また台湾の独立勢力を裏から支援し、台湾の独立勢力が台頭し、台湾の政権を奪取し中国をけん制することに期待している。また日本はこのほど経済・外交面で、インド・モンゴル・ロシアを抱き込もうと試みており、その政治的目標がはっきりと示されている。