文=中川幸司
東京都議会議員選挙まっただなかの東京地区であります。
大型選挙においては、いわゆる「ネット選挙解禁」は7月にひかえる参議院議員通常選挙からの適用ですから、今回の都議選では選挙活動に関するネット関連の規制は旧来通りであります。
その影響かはいざしらず、選挙カーがまちなかを「ワーワー」と叫びながら動いていくさまは、僕には情報通信技術が発達した現在においては、シンボリックなノスタルジーの要素が大きく、決して、いやほとんど、効率的でない情報発信手段だなぁ、とつくづく思います。僕自身が立候補した時もそうでしたが、やはりこの選挙カーの1番の効果は、立候補者自身の選挙活動をサポートする内部陣営に対して「頑張ってます!」というアピールをすることにあるでしょう!!(断言?(笑))
そうそう、今日は別の話題をブログで書こうと思っていましたが、このままネット選挙解禁についての話題で書き進めてしまおうと思います。ちょうどこちらのブログはチャイナネットさんという媒体上の情報でありますので、こちらをご覧の日本人で中国にお住まいの方も多いかもしれません。僕も中国に在住していて困ったことのひとつがこの「選挙」でした。 いや、もちろんここでは、「立候補するのが大変だった」ということではなく(^o^;)、投票する側の立場として選挙が大変だったということです。
海外に住んでいる日本人が日本の国政選挙に参画すること=「在外選挙」というのは2000年に始まったばかりでありまして、ようやく段階的に規制が緩和されてきました。今では、国政選挙において比例代表だけでなく選挙区候補者への投票もできるようになりました。