日露領土会談 ロシア国民の反発も

日露領土会談 ロシア国民の反発も。

タグ: 日露領土会談  ロシア国民 反発

発信時間: 2013-06-21 14:34:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

松山政司外務副大臣とロシアのモルグロフ外務次官は20日、モスクワで初の領土会談を実施した。会談の内容には、南千島群島(日本名・北方四島)の領土問題、両国の平和条約締結などの議題が含まれた。ロシア・RUSNEWS.CNが伝えた。

プーチン大統領と安倍晋三首相は先ほど、交渉を通じて関連条約を締結することで合意していた。両国首脳は、「終戦から67年後に、両国が平和条約を締結していないことは異常だ」としていた。アナリストは、「プーチン大統領はエネルギー輸出拡大に向け、日本との関係改善を希望している。そうなった場合、天然ガスパイプラインが日本とつながり、液化天然ガス工場が建設され、ロシアに巨大な商業利益がもたらされる」と指摘した。しかしメディアは交渉が順調に進むかについて、慎重な態度を示している。順調に条約を締結しようとする場合、日本側は北方四島の返還問題について協議を進めることを条件とする。日本側はプーチン大統領が同意しないことをよく分かっているが、ロシアから一部の島の返還を迫ろうとしている。

ロシアのアナリストは、「領土と交換する価値のある商業契約など存在しない。あの島々はロシア人の血によって手にしたものだ」と語った。ロシアの反政府組織「もう一つのロシア」はモスクワの在ロシア日本大使館で抗議活動を行った。彼らは日本語とロシア語の「南千島群島はロシア領」、「北海道はロシア領」という横断幕を掲げた。一人の抗議者は、「南千島群島はロシア領であり、証拠もある。領土交渉は受け入れられず、ロシアは日本と平和条約など締結する必要がない」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月21日

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