中国人に対する印象に日韓間で大きな差②日本篇

中国人に対する印象に日韓間で大きな差②日本篇。

タグ: 中国人 印象 日本 韓国

発信時間: 2013-07-30 14:43:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人に対する印象に日韓間で大きな差①韓国篇

 

同じ東南アジアにおける隣国として、中国とは一衣帯水の関係であると言われてきた日本の人々の中国人に対する見方はどうか。

「今まではテレビの報道でしか中国人を知ることができず、はっきり言うと良い印象はない。しかし、最近、仕事を通して、中国人と実際に接する機会があり、根本的に中国人と日本人にはそれほど大きな違いはないと感じた。性格や考え方に違いはあるが、長く関われば、お互いに理解し合うことができる」。

「日本は島国である一方、中国は広大だ。そのため、中国人は一般的に心が広いと感じる。中国では日々、多くの出来事がニュースになると思うが、日本の中国に関するニュースは重要ではないものがほとんどだ。そればかりか、全国放送のニュース番組で中国への嫌悪感を助長する内容を放送することさえある。そのため、一部の日本人は中国人を受け入れることができず、中国人に対し、一緒くたな良くないイメージを持つ人が多い」。

上記のような意見を述べてくれたのは日本の会社員である奥和さんと高山さんである。彼らの話から、日本のメディアが形成した中国人のイメージと実際に生活の中で接する中国人とは全く違うことが分かる。現実の中国人は一般的な日本人とはそれほど大きな差はない。それにも関わらずメディアが形作る中国人は劣悪なイメージである。そのような現象はなぜ起こるのだろうか。研究調査機関「第一資訊」の朱曼君氏は「中国人が日本人の中国人に対する見方を知りたい一方で、日本人もまた、中国人がどのように自分たちを見ているかに強い関心を持っている。日本語を勉強する人ほど反日感情を持つ人が多く、英語を勉強している中国人の方が日本に好感を持ってる人が多いという意見が日本にはある。仕事柄、毎日日本のメディアをチェックするが、中国に関する肯定的な内容が伝えられることはほとんどない。特に日本メディアが日本で働く中国人を取り上げるときには、犯罪などのマイナス面のニュースが大半を占める。日本の会社で真面目に一生懸命働く中国人が取り上げられることはほとんどない」。

日本も韓国も中国の隣国であるものの、両国の中国人に対するイメージはこうも差がある。その原因は微妙な政治関係のほか、メディアの影響というのも無視できない。国家間の友好的な関係をどのように民間交流から築いていくかは、全てのメディア関係者に与えられた課題である。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月30日

 

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