共同通信社は、「ブルネイを訪問中の小野寺五典防衛相は28日夜、東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議に先立つ夕食会で、中国の常万全国防相と数分間の短い立ち話をした」と伝えた。立ち話の内容については知られていない。
共同通信社はまた、「これは昨年12月の第二次安倍内閣の発足以来初の、中日の防衛相の接触だ。しかし現在までに、中国側は関連情報を発表していない」、「小野寺防衛相は夕食会で、韓国の金寛鎮国防相とも言葉を交わした」と報じた。
安倍首相はこのほど、中韓との首脳会談を希望する発言を続けている。これに対して中国側は、「現在の中日関係が著しい困難な局面に陥っているのは、日本の手によるものだ。日本側は間違いを正し、両国関係の発展に影響する障害物を取り除くため、実質的な努力をするべきだ。空虚なスローガンを叫ぶだけでは、問題は解決できない」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月29日