親切さと礼儀正しさの裏にある、冷たく不寛容な日本人

親切さと礼儀正しさの裏にある、冷たく不寛容な日本人。

タグ: 日本語学校,中日友好,中国文化

発信時間: 2013-10-02 09:30:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の書店に行くと、そこには古い漢語文献が中国の書店なみに揃っているのが分かる。しかし現代中国の文学や歴史は基本的に空白状態だった。そこへ突然増え出したのが、中国脅威論や中国崩壊論である。それらのページをめくってみると、近代中国の規則の制定は日本よりはるかに遅れており、規則を制定しても真面目に守ろうとしないことが多いと指摘されている。だから中国の工業製品は日本のそれより劣っており、中国崩壊につながるというのだ。中国崩壊論は日本で一定の市場を得ている。

我々は常に2つの日本を見ている。1つは伝統的な中国文化に敬意を払う日本である。もう1つは、現代中国の状況を見て軽蔑する日本である。この2つが矛盾なく同居する日本は、我々にとっては非常に矛盾に感じる日本である。

品の良さと傲慢非情、規則厳守と曖昧さ。現代日本には異なる2つの特徴が混在する。我々はときどき、その中の1つに出くわす。違う場所では全く逆の日本に出くわす。遠近高低での差別や規則に対する考え方が、この矛盾を生じさせる大きな要素に違いないと思う。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月2日

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