中国を追う日本 西側諸国は歴史の再演に警戒せよ

中国を追う日本 西側諸国は歴史の再演に警戒せよ。 防衛計画の大綱には、いわゆる「専守防衛」という軍事大国にならないための基本原則が盛り込まれたが、2年連続で拡大されている防衛予算は、軍備を整え「国防軍」に発展しようとする取り組みを示している…

タグ: 防衛計画の大綱 中期防衛力整備計画 国家安全保障戦略

発信時間: 2014-01-22 14:31:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(三)安倍首相が絶えず釣魚島(日本名・尖閣諸島)の敏感な神経に触れており、軍拡の矛先が中国に向けられていることは間違いない。しかし軍事戦略面から見ると、日本が弱い軍事力で強い軍事力に挑戦するのは合理的でない。この不合理性については、侵略の歴史の中から答えを導き出すしかない。日本の侵略は、すべての総合的な国力を用いていた。武力は威嚇の手段に過ぎず、戦略情勢により敵の弱点を求め、タイミングを正確に把握し、最終的に世界の政治・外交の場で侵略の果実を手にした。

日本軍が甲午戦争(日本名・日清戦争)の後、満州事変を仕掛け中国の東北三省を侵略したことは、典型的な例だ。日本は第一次世界大戦の時に英日同盟を利用し、ドイツに宣戦布告したが、血を流すことなくドイツの中国におけるすべての権益を獲得した。パリ講和会議で、日本は21ヶ条要求を出し、中国に対する米国の力強い支援を失敗に終わらせた。安倍首相の手段からは、狡猾な軍国主義の復活が見て取れる。今日の米日同盟は、かつての英日同盟に似ている点がある。西側諸国の強権が、日本の侵略の本質を知らず協力を続けるならば、日本は弱小な兵力しか持たなくても上述した戦略を進められる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月22日

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