中国網の取材を受けた陳さんは、「このようなツアーを企画するべきです。息子は12歳になりますが、日本のアニメがずっと好きで、コナンとワンピースを見て育ちました。アニメのキャラクターの故郷を訪ねる機会があればいいと思います。このようなツアーであれば、子供だけでなく、大人からも好評を博するはずです。私たちの世代ならば、子供の頃にドラえもん、一休さん、鉄腕アトムを見た思い出があります。子供たちの世代ならば、コナン、テニスの王子様、ワンピースなどの影響を受けています。アニメに特化したツアーで、日本各地のアニメのテーマパーク、記念館、博物館を回れれば、子供たちはお気に入りの作品を見つけ、大人は子供の頃を懐かしむことができるので、人気が出るはずです」と語った。
中日両国は近年、政治関係が冷え込んでいるが、アニメ文化を橋梁とした、各種の民間交流が続けられていることは否定出来ない。北京市朝陽大悦城広場で4月19日より、百種類のひみつ道具を持った1:1スケールの100人のドラえもんが展示されてから約2ヶ月になるが、これは日本のアニメ文化の影響力を示す一例である。