中日甲午戦争120周年の啓示 戦争能力を備えて初めて戦争は阻止できる

中日甲午戦争120周年の啓示 戦争能力を備えて初めて戦争は阻止できる。 中日甲午戦争(日清戦争)は日本帝国主義が発動した侵略戦争であり、1894年7月25日の豊島沖海戦によって火蓋が切られ、1895年4月17日の馬関条約(下関条約)締結によって終結した…

タグ: 甲午戦争 戦争能力 

発信時間: 2014-07-25 15:57:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

われわれが国恥を銘記するのは、もう恥辱を受けないようにするためである。 

中華民族は5千年という古くからの文明を持つ。外国に対して大きな度量と厚い思いやりで接し、自分からは攻撃を仕掛けないことが今なおわれわれの原則である。だが、現在の国際情勢の下では、自分からは攻撃を仕掛けないだけでは不十分だ。日本右翼の狂気じみた挑発を前に、われわれは自分からは攻撃を仕掛けないが、相手に攻撃の第二波を許すことも断じてないということをはっきりと示す必要がある。侵略者に対して、われわれはあらゆる手段を用いて反撃し、再度侵略する能力を永遠に失わせる。もちろん、これを成し遂げるには、強大な力を持たねばならないことも、われわれは分かっている。大国は強国とイコールではなく、冨は力とイコールではない。これは甲午戦争が残した深い啓示だ。甲午戦争によって証明されたように、十分な戦争能力を備えて初めて戦争を阻止し、平和を維持することが可能となるのであり、平和は請い求めれば得られるものではない。自らを強大化し、自立することができなければ、他国による侵略・搾取の対象となる。富国強兵は中華民族の偉大な復興を実現するための必然的な選択だ。 

中国は陸海を兼ね備える国であり、中華民族の盛衰と恥辱はいずれも海洋が緊密に関係している。近代中国が海のために「傷」を負ったことは、中華民族にとって忘れがたい痛みとなった。現在も中国の安全保障上の脅威は主に海からのものだ。われわれは海軍を根本的なパワーとする強大なシーパワーを確立し、国家の主権、安全、領土の一体性を守る能力を高めて、甲午戦争の悲劇が繰り返されないようにする必要がある。(編集NA) 

 

「人民網日本語版」2014年7月25日

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